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一石三鳥!?指導者が本を読む際のポイント解説!

指導者を志す人にとって、読書は避けては通れないものでしょう。

読書を通じて、指導者は新しい知識や発想を得て、自らの成長につなげることができます。

本を通じて、書き手の経験を疑似体験することさえできます。

しかしながら、買ってはものの、なかなか時間がなくて読めなくなり、本棚に置きっぱなしの「積ん読」の状態にある人も実際は多いのではないでしょうか?

そういった人も効率よく読書を通じて勉強するために、重要なポイントを説明したいと思います。

 

全てのページを読む必要はない

「積ん読」の状態にある人は、まずはここから始めてみましょう。

今の自分にとって一番興味のある本を手に取り、まずは目次を見ます。

目次の中でも特に気になる章に行き、響いた箇所や面白かった部分に線を引きましょう。

本に書き込みたくない人は付箋やメモでも構いません。

まずは、

「本を選択する」ことから、「本の中の情報を選択する」ことに慣れること。

これが大切です。

どうしても本を購入した際には、1ページ目から丁寧に全部読まないといけないと、先入観があると思いますが、大切なのは本を読んで成長することです。

一番印象に残った部分が、あなたの成長に一番役立つ部分となるでしょう。

 

指導しているスポーツと関係ない分野の本を読む

これは非常に大切です。

どうしても指導者自分の指導するスポーツの専門性を高めようと、同じようなことが書かれた本を何冊も読んでしまう傾向があります。

実はこの行為は、自分の知っていることの確認作業を繰り返している場合が多く、新しい発見に繋がりません。

違う分野の本や、小説や絵本でも構いません。

別のジャンルからどうやって自分の指導しているスポーツに繋がるのかを考えながら読んでみましょう。

また、別の分野の本を読むことで、自分自身の幅や視野が広がります。

使う言葉が変わってきます。それを繰り返すと、選手たちからの反応にも良い変化が生まれてくることでしょう。

 

本を旅させる

自分が読んで良かったと思う本は、どんどん人に貸したり、あげたりしましょう。

私はこの行為を「本を旅させる」と読んでいます。

本を旅させることで、次の人に回ったときに、同じ情報をシェアできます。

同じ情報をシェアできると、新しい意見や発想をもらうことができ、結果的に自分の成長につながるのです。

色んな人のところへ旅した暁に、自分のところへ戻ってくるような、そんな素晴らしい本に出会えるよう、読書をたくさんしましょう!

 

一石三鳥!?指導者が本を読む際のポイント解説! まとめ

大切なことは知識を得て、成長することです。

本を読むことは目的ではなく、手段なのです。

たくさん読むことを心がけるよりも、今の自分に響きそうな本を選びます。

選ぶことから既に、感性の成長が始まっているのです。

目次に目を通し、気になった箇所は線や書き込みで汚しましょう。

そして旅をさせましょう。

ボロボロになってになって手元に戻ってきた時には、世界に一冊だけの美しい本に生まれ変わっているはずです。

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