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【必見!】スポーツ海外留学を有意義に過ごすには

私は昔、南米のウルグアイという小国にサッカー留学をした経験があります。

今とは違い、20年前のサッカー留学は南米が主流で今ほど選択肢が多くなかったため、海外へのサッカー留学はあこがれの一つでした。

また、カズのように南米からJリーグへの逆輸入を目指すので、アメリカンドリームならぬ南米ドリームのような雰囲気もありました。

 

費用対効果を考える

 

私は1年留学したのですが、今振り返ると私の留学は「失敗」でした。

「失敗」と大袈裟に言ってしまいましたが、正確には投資した時間やお金、情熱に対して「費用対効果」が「少なかった」ということです。

もちろんサッカーはうまくなったし、様々な経験や思い出もたくさんできました。

しかし、300万ほどの留学費用や人生の大事な1年間という時間、

若い時の怖いもの知らずの情熱からくるエネルギーを考えると、
得たものは少なかったように思います。

では、得るものを多くするにはどうすれば良かったのでしょうか?

時間は腐るほど余る

 

最近、アメリカの大学に入学しサッカーを含めた留学をする学生がとても増えましたが、

私のころはプロサッカークラブの下部組織に入団する留学が主流でした。

このように、サッカーだけで留学するとどうなるかというと、とにかく「時間が余る」のです。

先程お話した、大学に通いながらサッカーをするのであればサッカー以外の時間は授業となるため、時間を有意義に過ごすことはある程度できると思います。

しかし、サッカーだけだと授業が無いので、その時間は「余る」のです。

海外では日本のように朝練もなければ2部練習もほとんどなく、練習は1日90分~120分で午前中には終わってしまいます。

お昼ご飯を食べたらとにかく自由時間です。午後に自主練習すると怒られることもありました。

海外では、練習や試合に「すべてを置いてくる(エネルギーも魂も)」とよく言われます。

つまり、自主練習をするということは練習を全力で取り組んでない証拠だということです。

なので、サッカー留学の場合、時間は腐るほどあるのです。

 

時間のデザイン力が価値を決める

時間が余るということは、1日24時間、365日を自分でデザインしなければいけません。

私の失敗はサッカー馬鹿だったことです。

私は余った時間をどうしたかというと、もっとサッカーに投資すべきだと思っていました。

具体的には、

  • ジムに行く
  • トップチームの練習や試合を見る
  • 体のケアをする

この3つに使いました。

しかし、このくらいだとせいぜい4~5時間くらいです。

午前中で終わったとしても、夕方には終わります。

私は明日の練習に備えるべきだと自分に言い聞かせてどこかに出歩くことはあまりしませんでした。

その結果、20年たった今あの留学で残っているのは「サッカーの力量と経験」だけです。

時間やお金、情熱は自分への投資だと思っていますので、これだと効果が少ないのは当たり前ですよね?

あの頃、辞書を片手に出歩いていたり、スペイン語学校に通ったり、チームメイトと交流を深めたりして、自分の時間をデザインできていたらどうなっていたでしょうか?

例えば、ウルグアイのチームを日本に呼べたかもしれない、スペイン語通訳の仕事ができたかもしれない、ウルグアイの企業とビジネスができたかもしれない…。

そうなると、投資に対する費用対効果は高くなったのではないでしょうか?

 

【必見!】スポーツ海外留学を有意義に過ごすには
まとめ

 

このように、留学するということは時間やお金や情熱を投資しているということです。

投資するのであれば、それだけの費用対効果を産まなければいけません。

なので、限られた時間をデザインして、その時そこでしかできない経験をし、様々な人脈を作り、少しでも多くの言葉を操れるようにしてみてはどうでしょうか?

きっと、その留学の価値が上がると思いますよ。

 

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