「グローバルな人材」とは?海外スポーツ留学のメリット

近年、文化や経済、政治など人々のコミュニケーションが地域、国を越えて行なわれています。
これらの背景には、「グローバル化」が大きく影響しており、さまざまな観点から物事を考えられることが社会で求められ始めています。
このようなグローバル化はスポーツ界においてもいえます。
プレーヤーとしはもちろん、指導者や経営、メディアなど様々仕事や活動の中でも様々な観点からものごとを見る能力が今後必要とされています。
そのため、日本だけでは学ぶことができない、海外での体験が重要になってくると考えられます。
今回はそんなグローバル化における、海外スポーツ留学のメリットについて見ていきましょう!
グローバルな人材とは?
そもそもグローバルな人材とはどのようなものなのでしょうか?
パッと思いつくのは英語がペラペラとか、帰国子女とかなど、なにかしらで海外にいた人というイメージかと思います。
しかし、グローバルな人材とは、多様な人たちと共にお互いを理解し、お互いの良い点をさらに向上させることができることを指します。
つまり、
異なる意見などを理解しながら、一つの目標に向かっていくことが、「グローバルな力」なのです。
日本では相手の立場を理解しつつ対応ができる、空気を読む、勤勉などと良く言われます。
ただ、グローバル人材とはお互いの良さを理解しつつ、人種や文化や性別を超えた上で、認め、尊重し合い、寄り添い一緒に歩んで良い物を生み出していく人材なのではないでしょうか。
次に本題である、スポーツ留学であるメリットについて見ていきます。
スポーツ留学であるメリット – ① 生きた語学力を学べる –
留学といっても目的は異なってくると思います。では、「スポーツ」での留学のメリットはどのようなものなのでしょうか。
競技によって留学先は異なってくると思いますが、スポーツを通して現地の語学を同時に学ぶことができます。
当たり前ですが留学中は、監督やコーチ、トレーナーとのコミュニケーションを取るためにも語学が必要になります。特に、スポーツの現場では自分の意見やコーチの意見を交換することが多くなります。
また、国やレベルによっては世界中から留学生が集まるため、ネイティブな発音の人もいれば、同じくカタコトを話す留学生たちともコミュニケーションを図らなくてはいけません。
こうした環境の中で過ごしていると、日本人にありがちな「うまく話せないから恥ずかしい」という考えがなくなり、生きた語学力をはじめ、度胸も身につけることができます。
スポーツ留学であるメリット - ②多様な文化に触れる –
人種や国籍が入り混じった中で過ごす環境は、日本ではなかなか味わえない貴重な体験となります。
日本のことしか知らないと、どうしても視野が狭くなりがちになってしまいますが、一度でも海外のことを経験するとは、物事の捉え方や常識が変わり、視野を広く持てるようになります。
こうした海外でのトレーニングを受けたり、世界各国から同じように留学してきた仲間と知り合ったりすることは、これまでとは違った視点から物事を見る大きなチャンスでもあります。
仲間であり、良きライバルでもある留学生たちから刺激を受けて、自分の可能性をどんどん広げていきましょう。
「グローバルな人材」とは?海外スポーツ留学のメリット まとめ
スポーツ留学は、選手としてはもちろんのこと近年求められている「グローバル」な視点を持つ上でも貴重な経験をすることができます。
スポーツ留学中は文化の違いや考え方などで日常的な部分でストレスを感じることが多々あるでしょう。
しかし、そのような環境を乗り越えることで、気持ちの面でも忍耐力や挑戦心を鍛えることが出来ます。
どのようにその場を乗り切るか、コミュニケーションを取るかなど忍耐力と挑戦心を持つことは、グローバル化が進む社会において大切であり、
また、そのような体験こそ、スポーツを通して学ぶことができる最大のメリットなのではないでしょうか。